三重県四日市市森光久製造 品種:やまかい
全国品評会出品
2011年12月 思月園 100g1260円
また三重のお茶。
一見して上質なお茶である。茶葉の緑が濃く、細く撚られている。この価格帯では理想的な見た目だろう。
そして茶を淹れると、薄めの緑に変化し、若い葉も多い。
旨み成分はかなり多いのだが、「やまかい」という品種のせいか、「べにふうき」あるいは「ゆたかみどり」にも似た独特の臭みのような香りがある。
「やまかい(山峡)」という名は、新芽や製茶の色が山の茶らしいことからついたそうで、やぶきたの自然交雑実生から選抜され、試験を経て1967年に品種となったとのこと。
約45年前の大人が付けた、美しい名である。
この品種は、「べにふうき(紅富貴)」の1/3~1/4程度だそうだが、「メチル化カテキン」が含まれており、花粉症対策としても期待できるらしい。
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