2014年3月20日木曜日

全国品評会出品 普通蒸煎茶 品種 やぶきた

愛知県豊橋市 岡本広敏さん製造
100g入り  1260円(思月園)

旨味は多め、火香は控えめ。水色は黄色~黄緑。
気になるのは紅茶のような茶色の葉のかけらがちらほら混ざっている点で、この数年間に飲んだ100g1000円以上の緑茶としては一番多かった。
このお茶の木の実のような不思議な味は、ここらへんから来るのかもしれない。
保管状態は申し分無し。
茶葉の量をけちったり、湯がぬるすぎたり熱すぎたりすると、途端にバランスが悪くなり、上手に淹れるのがなかなか難しい、上級者向けのお茶と感じた。

2014年2月27日木曜日

マルヨシ近江茶 煎茶出品茶 1050円/100g

滋賀県荒茶品評会に出品された一品だそうである。
甘さと葉の味の混ざった濃厚さは、昨年のものと変わらない。
送料など各種手数料無く現地で購入できる人が羨ましい。
ただ保存状況は、わずかに酸化を感じた。
空気抜きの真空パックだが、パックに入れるまでの保存状況に問題があったのだろうか?
ほぼ同時期に飲んだ、ちょうどこのお茶よりも一年前のもののほうが状態が良かったというのは何故だろう?
その点を除けば、とてもお値打ちのお茶であると思う。
火香は強いというほどでははないが、ある程度カラっとさせているかもしれない。

2014年2月26日水曜日

2012年産 東京都茶品評会出品 普通蒸煎茶 賀県甲賀市土山町 やぶきた

東京都茶品評会出品 普通蒸煎茶 品種 やぶきた 滋賀県甲賀市土山町 マルヨシ製造  100g入り  1260円(思月園)

2012年製のお茶であるが、保管状況が良く、老ねた酸味は全く感じない。
お茶の保管方法としては、窒素充填、(空気を抜く)真空パック、脱酸化剤などあり、それぞれ長所短所があるようだが、(空気を抜く)真空パックは、保管という意味では最強なのだろうか。
香りはまろやかになっているが、老ねた酸味は全く感じない。
パックの仕方なのか、それ以外にポイントがあるのか分からないが、思月園さんで保管に疑問を感じるようなお茶に出会ったことはまだ一度も無い。

このお茶は「少し萎凋香がある」とのこと。
萎凋を用いた煎茶作りをする人も増えているらしく、煎茶の萎凋を大プッシュした飯田辰彦氏の著作が出たり、近年は盛り上がりを見せてはいるが、品評会に出てくるとは驚きである。
普通の煎茶部門だと減点の対象になるのかもしれないが、お茶としては面白い。
熱めのお湯で淹れると、このまま行くと「清茶」になりそうな、花に似た香りがある・・・ような。
お湯を入れる前の乾燥した茶葉の香りをかぐとたしかに醗酵した香りがするが、ぬるめのお湯だと、思ったよりも変わらないように感じた。
以前滋賀県のお茶を購入したときも土っぽい味がしてとても良かったが、今回も同じような感覚を得た。

2014年1月14日火曜日

東陽園 第六十六回関西茶品評会出品かぶせ茶 70g 1260円

東陽園さんは、名古屋を中心に愛知に5店舗構えるお茶屋さんで、色々な品種やかぶせ荒茶なども扱い、品目によっては量り売りにも対応する。

今回購入したのは関西茶品評会出品かぶせ茶である。
70g 1260円は100gに換算すると1800円になる。
品評会出品のかぶせ茶としては高くはないと思う。
三重県産であったと思う。

以前購入させていただいた量り売りのお茶や荒茶は保存形態の理由で酸化しているものがあったが、こちらはきちんと密閉されており、老ねは感じられない。

かぶせ香が青海苔のような少し不思議な香りで面白く、臭みのようなものは全く無い。
渋みが少ないので、意外に熱めのお湯や長時間抽出に向く。
もう少し渋みや葉の複雑な味がしても良かったか。
上品で渋みが少ないため、どんどん飲めてしまう。

2014年1月12日日曜日

しもきた茶苑大山 「宇治茶」100g 1260円

しもきた茶苑大山さんは「茶師十段」の技を活かし、複数産地をブレンドしているものが多い。
今回購入させていただいた「宇治茶」100g 1260円は、宇治の産地だけのはずであるが、品種についてはやぶきた以外もブレンドしているとのことで興味深い。
普通蒸しで、やや太めに揉まれた茶葉が多い感じ。
同店では宇治はあまり出ないのか分からないが、茶葉に艶が少なく、酸味が出るかぎりぎりの味となっており、夏以前にこのお茶を飲んだら良いバランスだったのではないかと想像する。
火香はそこそこ、値段の割りに高級部位ばかりではなく親しみやすい宇治と言える。

2013年12月4日水曜日

某地方都市のお茶

某県を訪れた際に伺ったお茶屋さん。

一軒目は、その県ではなく静岡産の煎茶しか無いとのことだった。
もう一軒のお店は、ご当地の茶葉を使った煎茶も2種類売られていたので、そのうち一つを購入させていただいた。

が、淹れて飲んでみたところ、残念ながら、酸化してしまっていた。

一軒目のお店のように静岡産しか置かないお店もある中、こちらのお店のように、せっかく地の煎茶も取り扱っていて素晴らしいのに、このような状態だったのは残念だった。
しかも袋も二重だったのに。
お店に伝えるべきか迷うところだ。

なお、茶葉は100g約800円で、茶葉の内容は値段なり。
もし老ねてなかったとしたら、もっとこの茶葉の持ち味を味わうことができたのではないか。
葉は肉厚でやや大振り、火入れは少ないと思われ、茎もそこそこ入っていた。
老ねたせいだと思うが香りは乏しく、旨みは普通からやや少なめか。

2013年11月12日火曜日

特別提供品 八十八夜摘み普通煎茶 品種おくみどり


特別提供品 八十八夜摘み普通煎茶 品種おくみどり
100g入り  945円
鹿児島県産
思月園

新鮮な香りは多くはないが、おくみどりらしい黒ずんだ緑葉の上品な味は出ていて、十分に価値を感じる。
毛茸の浮きもそこそこある。
ただ、火香は多少あると思う。
「おくみどり」ではそれが続いているので、産地の影響なのかもしれないが、もしかしたら火入れに敏感な品種なのだろうか。
これで火香がほとんど無いものだったどんな味になるかと思いを馳せる。