2014年3月24日月曜日

マルヨシ近江茶 手摘み茶 1,575 円/100g

国産で1,500円で手摘みというのには驚かされた。
サイトによると、甲賀市土山町内には約50の製茶工場があるそうで、

「農家さんから新しく刈り取られた茶葉を、慎重に審査しながらマルヨシの売り場(小売りや卸売り)に合ったものを仕入れします。」

「各工場で2次加工したもの、煎茶仕上げにしたお茶(例えば、煎茶八十八夜)やブレンドしたお茶の仕上がり具合や、火入れ具合を審査して、マルヨシ独自の味と香りが出ているか、お客様に満足して飲んで頂けるものに出来上がっているかを審査します。」

などとあるので、農家というよりは、農家の作ったお茶を吟味して販売している会社のようである。
であるとしたら、自園でなくこの価格ということになる。


同社の2,000円の手摘み茶に比べると、細かい葉と長い葉、そして緑の葉と黒い葉が混ざっている。
また、明記していないものの、覆い香がかなりある。
2,000円のもののほうが外観の形状は明らかに整っているのだが、1,500円のもののほうが濃厚、覆い香が強く感じられ、個性を感じる。
葉の旨みはきちんとありつつ、覆い香も生きていて、カラッとしすぎず上品にまとまっている。
気になる保存の状態も、抜群ではないかもしれないが、大丈夫だった。
2013年産のお茶の中でも最も好きなものの一つ。

0 件のコメント:

コメントを投稿