2019年4月23日火曜日

箱物行政を思い出す――櫻井焙茶研究所

コンクリート打ちっぱなしの洒落た内装で立地は表参道のスパイラルビル。
一時期マスコミにたくさん登場していた店。

お店にあった急須のことを訊いたら新人らしき子に「検索してみてください」と言われた。
知識が無い上に客に検索させるスタイル。
他のスタッフも手助けせず、個人というよりお店の姿勢と教育の問題だろう。

店のメニューには番茶や日本茶Award入賞茶もあったが、少し訊いても一切話が発展しなかったので、これが哲学の言う「存在しない」ということかと苦笑。

お金を払い店内で京都のお茶を飲んだが、茶葉としては販売していないとのこと。

バブル時代に、ホールや庁舎など立派な箱物ばかり揃えてソフトが足りないことが問題になったが、平成も終わるという日本の民間企業でもこういう箱物は生まれていた。

茶葉の値段が余所の1.5~2倍ぐらいに見えたのは、表参道だから自分は良いと思う(もし接客が伴っているなら)。
2018年12月~2019年1月ごろ訪問

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