百年乃茶 かねき伊藤彦市商店
三重の百年以上経つ在来種の樹から摘んだお茶だそうである。
在来種を売りにしたお茶にありがちな、荒茶っぽい外観をしているのだが、飲んでみると意外とアミノ酸の旨みが多い。
もしかしたら、「在来種」「百年以上」を前面に押し出しているものの、作り方としては実はたっぷり肥料を与えられているのではないか?という印象を抱いた。
もちろんそのことは書いていない。
ただ、これが無かったらよくある有機栽培のようなパサパサな味になりかねないので、この場合はありだと思う。
2015年12月12日土曜日
2015年12月9日水曜日
ついに昨年に劣らぬ茶に出会う 中嶋農法のお茶 平成27年産
鹿児島県知覧市 古屋五男さん製造
昨年とても印象が良かったが、本年度産もとても良かった。
もしかすると昨年以上かもしれない。
普通蒸しと深蒸しの中間くらい。
瑞々しく、ミル芽香でも覆い香でもない、青々とした葉の香りが口の中いっぱいになる。
火香やアミノ酸的旨みはやや目立つが、青々とした香りの良さが上回る。
知覧町のお茶らしく、葉の渋みは少なくまろやか。
今年飲んだ中で、同銘柄で昨年より不味くなっていないお茶についに出会った。
お茶に有効な「中嶋農法」
中嶋農法は、中嶋常充氏が提唱する作物の栽培方法で、土壌診断により土に足りないもの(肥料)を施し、過剰なもの(肥料)減らし、植物本来の強さを引き出そうとするものだそうだ。
今までの農業は「窒素」「リン酸」「仮」の三大要素ばかりが重視され、ミネラル不足になっていたという。
逆にこの三大要素が過剰摂取されたわけだが、特に「硝酸態窒素」は農薬よりも危険とも言われており、
三重県農業研究所によると、
http://www.mate.pref.mie.lg.jp/marc/tanpo/50/5015.PDF
「茶の窒素施肥量は農作物の中で最も多く、茶園地帯では地下水の硝酸汚染が懸念されています。」
とのこと。
つまり、硝酸が過剰になりやすいお茶の世界で、中嶋農法は特に威力を発揮すると見ることもできるわけである。
昨年とても印象が良かったが、本年度産もとても良かった。
もしかすると昨年以上かもしれない。
普通蒸しと深蒸しの中間くらい。
瑞々しく、ミル芽香でも覆い香でもない、青々とした葉の香りが口の中いっぱいになる。
火香やアミノ酸的旨みはやや目立つが、青々とした香りの良さが上回る。
知覧町のお茶らしく、葉の渋みは少なくまろやか。
今年飲んだ中で、同銘柄で昨年より不味くなっていないお茶についに出会った。
お茶に有効な「中嶋農法」
中嶋農法は、中嶋常充氏が提唱する作物の栽培方法で、土壌診断により土に足りないもの(肥料)を施し、過剰なもの(肥料)減らし、植物本来の強さを引き出そうとするものだそうだ。
今までの農業は「窒素」「リン酸」「仮」の三大要素ばかりが重視され、ミネラル不足になっていたという。
逆にこの三大要素が過剰摂取されたわけだが、特に「硝酸態窒素」は農薬よりも危険とも言われており、
三重県農業研究所によると、
http://www.mate.pref.mie.lg.jp/marc/tanpo/50/5015.PDF
「茶の窒素施肥量は農作物の中で最も多く、茶園地帯では地下水の硝酸汚染が懸念されています。」
とのこと。
つまり、硝酸が過剰になりやすいお茶の世界で、中嶋農法は特に威力を発揮すると見ることもできるわけである。
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