『萬古不易』
10月1日から7日まで、神楽茶樓にて萬古焼急須の展示販売をいたします。茶舗あすかが長年コレクションした山本広巳を中心として、10名ほどの職人さんの急須を150点あまり出展いたします。ぜひ西荻窪にお出かけください。 pic.twitter.com/G0P3PyB0tJ
— 茶舗あすか (@chahoasuka) 2015, 9月 11
日本茶の急須を売るお店として、東京の二大巨頭といえば西荻窪の「茶舗あすか」さんと神田の「丸善銘茶」さんになるかと思うが、茶舗あすかさんがついに万古焼の展示をされることになった。その展示の中心を成すのは山本広巳さん。
美意識の点で個人的な好みからは外れるが、使いやすさや急須を探求したという点で、空前絶後の製作家といっても過言ではないだろう。
お姉さんが作っていたと言われる茶漉しは、どんな深蒸しでも涼しい顔で淹れてくれそうだ。
急須というと、古いお茶屋さんに残るものを見るばかり。
しかし茶葉と同じように、産地にでかけたり、競りで落としたりして、コツコツと良いものを集めているお店も存在するのだ。
そしてそれを知っている急須好きのお客さんが喜んで買ってゆく。
広告があるわけではないから、マスコミで急須ブームを仕立てるようなことはないかもしれないけれども、水面下でそういう愛好家たちがいるのだ。
色々なお茶を買い歩くようになったら、きっと急須にも興味を持つ。
もしそんな段階に来た人がいたら、ぜひ足を運んでみるべきだ。
お茶より珍しい急須の祭典。きっとすごいものになるだろう。
神楽茶樓
東京都杉並区西荻北3-16-3 西荻神楽ビル 1F
03-6913-9370
展示期間10月1~7日
0 件のコメント:
コメントを投稿