昨年は品評会入賞茶をずらりと揃え、ファンを驚愕させてくれた「思月園」さんだが、本年は四国を中心に各地の番茶を揃え、講習会の内容も「お茶の淹れ方」に留まらず「火入れ体験」だったりして、留まることを知らない。
番茶も火入れも、フォローすらできずにいる我が身が無念だが、日本茶の華と言える品評会のお茶を少々購入させていただいた。
関西品評会出品 普通蒸煎茶 品種 やぶきた
三重県いなべ市 伊藤慶春さん製造 100g入り 1575円
やや黒みがかった緑の茶葉をお湯に浸すと直ぐに浸水し、茶葉の色はあっという間に淡い緑へと変化した。
普通蒸しながら、水色は、黄色というよりは黄緑。
味は、渋みが少なく、甘み旨味(肥料的?)は非常に強い。
もう少し葉を揉んだほうが立体感が出ただろうか?
ちょうど同じ値段の、伝統的な宇治のお茶そのものである「勢龍」(蓬莱堂茶舗)に比べると、甘み旨味が突出し、渋みが少なく、揉みも控えめ。
二淹目も甘みが奇麗に残るのが印象的。
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