2013年4月5日金曜日

旨み中心を見直す

この半年ぐらいで、名うてのお茶大好き人間何人かとお話させていただき、ときにはお茶を飲ませていただいたところ、アミノ酸に特化したお茶よりも、葉の雑味がたくさん混ざったものが好きな方が何人かいらした。

日本酒で「(純米)大吟醸」より「純米酒」が好きというほうが通ということになっているのと似ている。

「茶舗あすか」さんの「特玉川在来」もまさにそんな感じで、「旨み」が分厚すぎない。
そして、ものすごく色々な味が入っている(ただ、火香はけっこう・・・)。

「旨み」の定義は人それぞれだが、しばしばその中心は「アミノ酸」であり、それは「肥料」によってもたらされる場合も多い。

酒で吟香ではなく米自体の旨みを味わう如く、茶でも「アミノ酸」だけではなく茶葉の味をしっかり味わうこと、このことを思い直す最近である。

0 件のコメント:

コメントを投稿