3~4月の日本茶は新茶を待つ時期で、例年は日本茶への感謝を込めて昨年産の高級茶を購入して飲むことが多かったが、今年は疫病の流行でお店に行くのもままならない・・・どころか、配送者さんとの接触や彼らの負担を減らすことすら必要になっている。
そこで、今年は今まで飲まずにいたお茶を自分でブレンド(合組)して飲んでみることにした。
残っているものには明快に理由があって、火香の強すぎるもの、ぱさぱさしたもの、肥料的旨味の多すぎるもの、といったものばかり。
購入して失敗したものや、いただいたけれど美味しくなくて飲み進まなかったもの。
面白いのは火香の強すぎるものは熟すとその熟れた匂いが火香に勝りあまり気にならなくなること。
これとぱさぱさしたもの、酢味を感じるようなものを混ぜると、なかなか良い具合だった。
「熟成」というと聞こえが良いが、同じような味になってしまうのもまた現実ではある。
出てきた情報によると、集団感染を避けるために今年の新茶は手摘みを取り止めたところもあるとのこと。
秋の品評会などは厳しいものになるのかもしれないが、新茶が出たら購入して少しでもお茶の世界に貢献したいと思う。
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