目白駅から徒歩約10分、下落合にある「おおいし園」さんは、こちらにお店を構えて約50年ほどになるそうだ。
量り売りの中では一番高価な1050円/100gのお茶を購入した。
缶に詰められたものだと2000円台のものも。これは新茶を缶詰めにしたものだそうだ。
お茶は全て静岡産だそうで、蒸しはそんなに深くないとのことだが、普通蒸しというより中深蒸しか。
しかし火香はあまり強くないのが良い。昔より火入れ弱くしているとのこと。
面白いのは、夏を越え、若々しい香りが減り熟成させたような丸みある味が出てきたこと。
夏を越える前はかなり違った味わいだったのではないか。
もちろん老ねた酸味が出てしまっているのとは違う。
氷点下の冷凍庫ではなく、山にある天然の蔵で熟成させたお茶を飲ませていただいたときの味を思い出した。
芽の風味は値段なりか、やや多めか。
静岡産にしては葉の硬さを感じない味。
昔ながらの店構えも素敵だし、味の作り方に奥の深さを感じた。
またお邪魔したいと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿