2019年5月9日木曜日

渋味極少ながら――生仕上げ新茶 ゆたかみどり

昔の新茶の味を再現するため、仕上げ乾燥をしない製法で作られたお茶。
もちろん普通蒸し。

毎年、ジューシーだが、むせ返るようなえぐみはなく、飲みなれていない人が飲んでも多くの人が美味しいと言う。

今年は例年より特に渋味雑味が少なく、より旨みに偏っているのではないか?
そのせいか香りや味は薄めで少し閉じたようなところがある。
茶葉を多くし、湯の温度を高めにして、ちょうどバランスが良くなるように感じた。

昨年に比べ複雑味がやや及ばぬものの、他の新茶よりも開封後もジューシーな香りが残る安定感はさすが。

今年もこのお茶を飲めたことに感謝。