2012年4月7日土曜日

[番外編・台湾茶]元祥茶業有限公司「阿里山金萱」

15年ぶりぐらい金萱を飲んだ。
封を切った瞬間に、ミルクの香りが爆発的に香ってきて、茶葉もよく丸まっている。
これはまじめに作られた上質なお茶。
台湾には誠実なお茶屋さんがたくさんあるようだ。
飲んでみると、ミルクの香りと同時に上品な緑の葉の味。
お茶だけで飲んでも素晴らしいが、蒸し野菜など、食事と合わせても合いそうである。

元祥茶業有限公司(元祥茗茶)

ちなみに私は何しろ「金萱」は15年ぶりぐらいで多くを語れないし、年によっても出来は違うとは思うのだが、こちらのサイトで元祥茶業さんのものを含む「金萱」の飲み比べ記事が書かれていて興味深かった。

2012年4月1日日曜日

中森製茶「楽」

中森製茶さんの「楽」は100g1500円であり、70g1000円の「極上煎茶」と同一かと思いきや、「楽」のほうがわずかに上のランクになるそうで、「極上煎茶」に「縁」が混ざっているとのことである。

生産者直営のお店は、その生産者がちゃんとしているならば、やはりかなりのコストパフォーマンスだと思う。

お店のおねえさんによると、「極上煎茶」「楽」「縁」いずれもかぶせ茶だが、「極上煎茶」よりも「縁」のほうが摘む時期が早いとのこと。
ということは、「縁」よりも「極上煎茶」や「楽」のほうがかぶせ香は強いということなのだろうか??

「楽」はすこしエッジがあるような味で、「縁」よりは香りが強い。
もうすぐ次の新茶が出るという時候がらか、真空パックでなく、パック詰め後は常温保存のせいか、老ねかけそうな雰囲気で、早く飲む必要がありそうだ。

この時期は、保存がしっかりとしていて、回転が早いお店を選ぶことが肝要だ。